結局Gevi ECMN0って何がいい?
コーヒー好きの皆さん!こんにちは。
初めまして、Gevi Japan編集部でございます!
この記事を開いてくださり、本当にありがとうございます!
少しでもGeviのエスプレッソマシンが気になって、このページに来てくださったのなら、とても嬉しいです!
エスプレッソマシンは、コーヒー好きならほぼ毎日使うもの。
だからこそ、絶対に後悔してほしくありません。
そのため、この記事では最初からGeviの良いところを話すつもりはありません。
まずは「Geviが向いていない人」を正直にお伝えします。
そのうえで、
「他のマシンと何が違うのか。」
そこは、Geviへの愛情も込めて、どこよりも分かりやすくお話しさせていただきます!
ぜひ最後までお付き合いください!☕️
価格帯で見る、日本のエスプレッソマシン市場
ざっくりと日本の分布図は3つに分類されると思います。
そこで今回は、低価格帯・中価格帯、そして高価格帯から代表的な1機種をピックアップし、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
こんな人にはGeviは向いていません
- とにかく安いエスプレッソマシンが欲しい人
- スチームミルクの仕上がりの速さを最重要視したい人
- 機械いじり・カスタマイズを楽しみたい人
とにかく安いエスプレッソマシンが欲しい人
「とにかく安く始めたい」「エスプレッソが自分に合うか試してみたい」という方なら、デロンギ様のデディカやスティローザ1択です!!!
理由はシンプルです。
価格が手頃で、比較的失敗しにくく、エスプレッソを始める最初の一台として十分楽しめるからです。
文句ない入門機です。
スチームミルクの仕上がりの速さを最重要視したい人
次に、スチームミルクの仕上がりを最優先したい方には、Geviよりもおすすめしたいマシンがあります。
Solis Barista Perfetta Plusは、公式仕様で1420〜1700Wの消費電力を採用しています。一方、Gevi ECMN0は1350Wです。
そのため、200mlのミルクをスチーミングした場合、Perfetta Plusは約30〜40秒、Gevi ECMN0は約40〜50秒と、約10秒ほど速く仕上げられます。
「ラテアートをメインで楽しみたい」という方であれば、Perfetta Plusのようなスチーム性能を重視したモデルのほうが満足できるでしょう。
Gevi ECMN0が目指しているのは、ラテアート専用機ではありません。エスプレッソそのものの味を、本気で追求したい人のためのマシンです。
機械いじり・カスタマイズを楽しみたい人
最後に、機械いじりやカスタマイズを楽しみたい方には、Gaggia Classic Evo Proという名機があります。
1991年から続くGaggia Classicシリーズの現行モデルで、58mmポルタフィルターと3ウェイソレノイドバルブを標準搭載する、国内正規流通品の中では貴重な機種です。
Gaggia Classicは、世界的に「MOD(改造)文化」が根付いているマシンです。ユーザーが自らパーツを交換して、自分好みの1台に育てていく楽しみ方が定番になっています。
代表的なMODの例はこちら:
- OPVスプリング交換で9bar抽出に調整追加費用の目安:+¥1,500〜3,000
- PIDキット後付けで温度制御を精密化追加費用の目安:+¥20,000〜30,000
- 精密バスケット(IMS/VST)で抽出ムラを解消追加費用の目安:+¥3,000〜5,000
- ボトムレスポルタフィルターで抽出流を可視化追加費用の目安:+¥5,000〜8,000
こういった「機械を育てていく過程」そのものを楽しみたい方には、Gaggia Classic Evo Proはとても魅力的な選択肢です!
ただし、標準状態ではPID非搭載・ボイラーはアルミニウム・スチーム時に約15分の予熱が推奨されるなど、"箱から出してすぐ本格エスプレッソ"という使い方には向いていません。
「時間をかけて自分好みに育てる過程を楽しみたい」という方には、Gaggia Classic Evo Proが最適です。
ここまでで、「安さ」「スチームの速さ」「機械いじり・カスタマイズ」を最優先したい方には、Gevi以外のマシンをおすすめしてきました。
もし、この中で「これが自分に合っている」と思える一台が見つかったのであれば、ぜひそのマシンを選んでください。
どれも素晴らしい一台です。
* * *
なぜ私たちが
Geviにここまで自信を持っているのか。
その理由を、これからお話しします ▼
Geviは、家でも心が動く一杯を目指した。
Geviは、カフェで感じた感動を、諦めなかった。
そんな一台です。
理由① 家庭用では珍しい58mmポルタフィルター
エスプレッソマシンには「ポルタフィルター」という、粉を詰めて装着する持ち手が付いています。このポルタフィルターの直径には、大きく分けて51mm・53mm・54mm・58mmの規格があります。
そして、世界のカフェで使われている業務用マシンのほとんどは、58mmです。
家庭用エスプレッソマシンで58mmを採用しているのは、国内正規流通品では以下の4機種のみです。
- Gevi ECMN0¥59,800〜¥79,800
- Gaggia Classic Evo Pro¥98,333〜¥140,800
- Rocket Appartamento¥450,000〜
- Rancilio Silvia Pro X¥437,800〜¥481,580
つまり、¥100,000未満で58mmを採用しているのは、Gevi ECMN0とGaggia Classic Evo Proの2機種のみ。さらに¥80,000以下となると、Gevi ECMN0だけです。
58mmが選ばれる理由は、粉の充填面積が広くなり、湯の通り方がムラになりにくいから。カフェで味のブレが少ないのはそのためです。
理由② PID温度制御
エスプレッソの抽出温度は、味に大きく影響します。理想的な温度域は92〜96℃と言われていますが、この範囲を±0.5℃で保てるかどうかで、味の再現性が大きく変わります。
PID(比例・積分・微分制御)は、温度センサーで湯温を監視し、目標温度に精密に近づける制御方式です。
¥100,000以下の国内正規流通品でPIDを標準搭載しているのは、Gevi ECMN0のみです。
- Gevi ECMN0:PID搭載(92 / 94 / 96℃ ±0.5℃)
- DeLonghi スティローザ EC235J:サーモブロック(PID非搭載)
- DeLonghi デディカ EC680M:サーモブロック(PID非搭載)
- Solis Barista Perfetta Plus:電子制御搭載(PIDの詳細は公式で確認できず)
- DeLonghi La Specialista Arte EC9155J:8段階の温度制御
- Gaggia Classic Evo Pro:サーモスタット(PID非搭載・後付け改造前提)
Solis Barista Perfetta Plusは公式仕様でPIDの詳細が明記されていないため、断定は避けます。しかし、¥80,000以下で「PID標準搭載」と明記されているのは、Gevi ECMN0だけです。
理由③ 9bar抽出
エスプレッソの抽出圧は、業務規格で「9bar」が理想とされています。
一方、家庭用エスプレッソマシンの多くは、公称15barのポンプを搭載しています。ここで注意が必要なのは、「15bar」はポンプの最大能力であり、実際の抽出圧ではないことです。
デロンギ製のスティローザ、デディカ、La Specialista Arteはいずれも「加圧式バスケット」を採用しています。加圧式バスケットは、粉の挽き目やタンピングの精度が甘くても、それらしいクレマが出るように圧力をかける仕組みです。手軽ですが、豆本来の味の輪郭は出しにくくなります。
Gevi ECMN0は、ULKA 20barポンプ+OPV(過剰圧力バルブ)で9〜10barに調整、さらに3wayソレノイドバルブを組み合わせています。これは業務用マシンと同じ仕組みで、非加圧バスケットで抽出圧を9bar近辺にコントロールできます。
同じく9barを実現しているのはRocket AppartamentoとRancilio Silvia Pro Xですが、価格帯は¥437,800〜です。
理由④ 3Wayソレノイドバルブ
3Wayソレノイドバルブは、抽出直後にポルタフィルター内部の残圧を逃がす部品です。
これがあると、抽出後に乾いた粉が「サッ」と取り出せるようになり、ポルタフィルターの掃除が圧倒的にラクになります。
3Wayソレノイドが標準搭載されているのは、Gevi ECMN0を含む一部の業務規格マシンだけ。デロンギの加圧式バスケット機や、多くのエントリー機には、この部品は搭載されていません。
理由⑤ 商用レベルのスチーム
Gevi ECMN0のスチームワンドは、360°自在に動くメタルワンドです。
自動ミルクフローサー付きの機種と違い、自分の手でミルクを回転させる必要があります。ここは慣れが必要な部分です。
ただ、慣れれば、カフェで飲む「ふわっとしたラテ」に近いミルクスチームを、家庭でも作れるようになります。
理由⑥ 3年保証
家電製品の保証期間は、通常1年です。
比較した9機種のうち、標準で3年保証が付いているのはGevi ECMN0のみです(初回ロット限定・交換対応)。
- Gevi ECMN0:3年(交換対応)
- デロンギ各機種:1年(La Specialista Prestigioのみ、最大5年の正規店延長オプション)
- Solis:1年
- Gaggia:1年
エスプレッソマシンは、ボイラーや電磁バルブなど、経年で不具合が出やすい部品を多く搭載しています。3年保証があるという安心感は、決して小さくありません。
理由⑦ この価格帯ではほぼ唯一と言える理由
ここまでの内容を、¥60,000〜¥80,000の価格帯で整理するとこうなります。
これは「Gevi ECMN0がすべての家庭用マシンより優れている」という意味ではありません。
「業務規格に近いスペックを、¥80,000以下という価格帯で揃えている選択肢が、Gevi ECMN0しかない」ということです。
他メーカーと比較するとどうなのか
ここまでを踏まえて、代表的な競合と冷静に比較してみます。
DeLonghi スティローザ EC235J / デディカ EC680M
どちらも¥19,000〜¥45,000台で買える、コスパの良いエントリー機です。51mmポルタフィルター+加圧式バスケットで、初心者でも挽き目にシビアにならず、それらしいクレマを楽しめるのが強みです。
「まずエスプレッソを飲みたい」「難しい設定は不要」という方には、Geviよりデロンギのほうが合っています。
DeLonghi La Specialista Arte EC9155J / Prestigio EC9355J
¥91,800〜¥149,800の中位機。8段階の温度制御と加圧バスケットを搭載しています。「デロンギの安心感」と「ある程度の抽出コントロール」を両立したい方には、こちらも十分魅力的な選択肢です。
Solis Barista Perfetta Plus SK1170
54mmポルタフィルターを採用し、電子制御を搭載した¥71,820〜の機種です。ただ、PIDの詳細スペックや実抽出圧については、公式サイトで明記されていません。この2点を重視する方は、公式情報を確認してから判断することをおすすめします。
Gaggia Classic Evo Pro SIN035R
58mmポルタフィルター+ブラス(真鍮)グループヘッドを標準搭載する¥98,333〜の機種。「クラシックな業務規格」を選びたい方に長く愛されてきたモデルです。
ただし、PIDは標準非搭載で、9bar化にはOPVの後付け改造が前提。ある程度の知識がある人向けのマシンです。
Rocket Appartamento / Rancilio Silvia Pro X
どちらも58mmポルタフィルター+E61グループヘッド(Rocket)または、PID+回転ポンプ(Silvia Pro X)を搭載する、上位互換のマシンです。
価格帯は¥437,800〜¥561,890。「予算に上限を設けない」「一生モノで選びたい」という方には、この2機種のほうが満足度は高いはずです。
比較の全体像
| 機種/価格 | ポルタ径 | 温度制御 | 抽出圧 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| Gevi ECMN0 ¥59,800〜¥79,800 |
58mm | PID 92/94/96℃ ±0.5 |
9〜10bar OPV+3way |
3年 |
| DeLonghi スティローザ EC235J ¥18,928〜 |
51mm | サーモブロック | 15bar 加圧式 | 1年 |
| DeLonghi デディカ EC680M ¥44,980 |
51mm | サーモブロック | 15bar 加圧式 | 1年 |
| Solis Barista Perfetta Plus ¥71,820〜 |
54mm | 電子制御 (PID詳細非公開) |
16気圧公称 実圧非公開 |
1年 |
| DeLonghi La Specialista Arte EC9155J ¥91,800 |
51mm | 8段階温度制御 | 15bar 加圧式 | 1年 |
| Gaggia Classic Evo Pro ¥98,333〜¥140,800 |
58mm | サーモスタット (PID非搭載) |
15bar 9bar化改造可 |
1年 |
| DeLonghi La Specialista Prestigio EC9355J ¥149,800〜 |
51mm | 8段階温度制御 | 15bar 加圧式 | 最大5年 |
| Rocket Appartamento ¥450,000〜 |
58mm | E61 / HX (PID非搭載) |
9bar | 正規サポート |
| Rancilio Silvia Pro X ¥437,800〜¥481,580 |
58mm | PID搭載 デュアルボイラー |
9bar | 正規サポート |
※各メーカー日本公式サイト・kakaku.com・国内正規代理店の一次情報を基にした比較。並行輸入品は除外。
総評
RocketやSilvia Pro Xは性能では上ですが、価格は40〜50万円台。デロンギ各機種は¥20,000〜¥150,000の価格帯で、「加圧式で手軽に楽しむ」路線です。
その中で、Gevi ECMN0は「¥80,000以下で、業務規格の抽出構造を家庭に持ち込む」という、少し特殊なポジションにあります。
結論:結局Geviはどんな人におすすめ?
ここまで読んで、Geviが合いそうか、合わなそうか、ある程度判断できたはずです。
Geviが合う人
- エスプレッソそのものの味を、家で本気で追求したい人
- 加圧式バスケットの味に物足りなさを感じている人
- 58mm・PID・9barを、¥80,000以下で揃えたい人
- 3年間の交換保証が精神的に大きい人
- 淹れる過程そのものを楽しめる人
Geviが合わない人
- ボタン一つで淹れたい人
- スチームミルクの仕上がりの速さを最重要視したい人
- とにかく一番安いマシンが欲しい人
- 手入れを一切したくない人
「Geviが一番」ではなく、「自分にGeviが合っているかどうか」で判断してください。
※本記事の比較データは、各メーカー日本公式サイト・国内正規代理店・kakaku.comの一次情報のみを根拠にしています。並行輸入品(Breville/Sage、Rancilio Silvia無印、Lelit Anna、Ascaso Dream、HiBREW H10Aなど)は比較対象から除外しています。価格は執筆時点のもので変動する場合があります。